00136-040815 スキャンスナップ(ScanSnap)はスバラシイ!!
共同研究室でScanSnap fi-5110EOXをセッティング。7月下旬に届いたまま箱も開けずに放ってあったので、そろそろセッティングして法学部の先生方が使えるようにする必要があるため、採点の気分転換に作業開始。 箱を開けてまずびっくり。小さい!!
公式サイトで導入事例や動画などを見ていたので小さいことは知っていたけれど、実際に見ると本当に小さくて驚く。
設置は簡単。ACアダプタとUSBケーブルをさすだけ。
さて次はコンピュータ側の準備。これも簡単。
公式サイト上に、Mac版のドライバが公開されているので、それをダウンロードしてインストールするだけ。このMac版のドライバをどれほど待ちこがれていたか。shioはこのScanSnapが最初に発売されたときから注目していたのだけど、Macに非対応だったため買うことができずにいた。当初はメーカーに問い合わせても、Mac版のドライバを開発する予定はない、との悲しいお返事をいただき、あきらめていたのでした。ところが先月、7月22日に、Mac版ドライバ公開!! ありがとうございます!! 感謝です。 そもそもMacOSXは、PDFが標準。つまり、Windows版のようにScanSnapのドライバ自体とは別にAdobe AcrobatのようなPDF作成ソフトを用意する必要がないのです。単純にスキャンデータを吸い上げるドライバさえあれば、あとはそれをMacOSXが持っているPDF作成機能に渡せばいいので、Acrobatなどは不要です。そんなわけでMac版のドライバは、それさえあればScanSnapの良さを十分享受できるのです。また作成されたPDF書類を見るのも、MacOSX標準の「Preview」というソフトで手軽に簡単に見ることができますから、ビューワーのようなソフトも不要なのです。このPreview、表示速度も非常に速いので、閲覧も快適です。
とにもかくにも、Mac版のドライバを提供していただいて本当に嬉しいです。なおウェブで公開されているのはMac版のドライバのみです。Windows版は製品に添付されているもの以外、公式サイトでの公開はありません。
さて、そのドライバをインストール。簡単。MacOSXの普通のインストール手順。何も迷うことなし。インストールされたドライバのインターフェイスは単純。環境設定から各種の設定をすることができるけど、デフォルトのままでも全く問題なし。
次にScanSnapの蓋を開いて、USBケーブルを接続。すると、DockにあるScanSnapのアイコンが変わった。これはわかりやすい。ScanSnapと接続されているかどうかが一目瞭然。
いよいよスキャン。これもめっちゃ簡単。
書類をがっさっと置いて、スキャンボタンを押すだけ。
するするとスキャンされて行く。両面同時に読んでいるから、効率も至極よい。
そして待っていたらすぐに4枚、7ページからなる書類が1つのPDF書類となって画面に現れました。
うむ、きれい。
クオリティーは十分。スピードも十分。
ちなみにその7ページの資料、内容は新聞記事の縮小コピー。かなり細かい文字も含まれています。作成されたPDFファイルのファイルサイズは以下の通り。
ノーマルモード(300dpi):1.5MB
ファインモード(400dpi):2.3MB
スーパーファインモード(600dpi):3.9MB
この上にエクセレントモード(1,200dpi)があるけれど、スーバーファインモードで十二分なので、試していません。
あーーー、スバラシイ!!
これで大量の書類を整理できます。私の周りには、「たぶん必要ないけど持っていなければならない書類(たとえば各種の委員会の資料)」と、「できればいつも持って歩いて研究会などで必要に応じて参照したいのだけど重くてとても持っては歩けない資料」がたくさんたくさんあります。それをすべてこんなに手軽にPDF化できるこのScanSnap & Mac用のドライバ、重宝です。
PFUさま、Mac版のドライバをリリースしてくださって本当にどうもありがとうございました。心より感謝申し上げます。愛用させていただきます。
欲を言わせていただけばひとつだけお願いがあります。Windows版のソフト(Acrobatや名刺OCRソフト)などを添付しない本体だけでの販売をしていただくことはできないのでしょうか。あるいは、Mac版のドライバだけを添付した「Macバージョン」でもありがたいです。Acrobatって結構高いので、Macユーザーには不要なWindows版ソフトを一切添付しないモデルがあれば値段も下がって買いやすくなります。販売台数もアップすると思うのですがいかがでしょうか。もしそうなれば、自分の研究室用にもう一台購入するのはもちろんのこと、周囲にたくさんいるMacユーザーの大学関係者に宣伝しまくります。
それはやっぱりできない相談なのでしょうねえ……。